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pg_rewind †
タイムライン分岐したデータベースサーバを同期させるツール。例えば、レプリケーションでプライマリ、スタンバイとあって、プライマリが何らかの障害等で停止し、スタンバイがプライマリに昇格した時、スタンバイは新しいタイムラインでシステムを継続する。この後、プライマリを新しいスタンバイとして組み込みたい場合、pg_rewindコマンドを使用すると、新しいタイムラインのスタンバイ(新プライマリ)に同期させることができる。リカバリの方法としてpg_basebackupコマンドがあるが、こちらはデータベースディレクトリを丸々複製するのに対し、pg_rewindは差分データのみ同期させることで、データ転送量を抑えることができ、復旧時間の短縮化することができる。(更新内容にもよるが、データベースクラスタサイズが大きいシステムではpg_rewindがリカバリ時間の短縮をすることができるだろう)。